となりの怪物くん 2巻
意外と早いペースで続きが刊行された『となりの怪物くん』
実は自分が持っている1巻が初版じゃなくてシールついてなかったことに愕然としつつもとりあえず即購入。
以下ネタバレ有の簡単な感想デス。
ブルースメール!!
1巻の最後が最後だったのでどういう展開を見せるのかと思ったらいきなり実家訪問&父親登場。
これは家族を巻き込んでのハチャメチャ騒動的な展開になるのかなーと思ったら、陰の薄い父親はそのままスルー。
母親からの扱いといい、娘からの扱いといい、家族からの父親の扱いに泣いている間に雫と春はなんだかいい感じに。
と思っている間に、見ているこっちが恥ずかしくなるような感じでお互いに徐々に近づいていく二人。
ちょっとずつ変わっていく二人の中でも雫の変化がたまりません。頬が赤く染まり過ぎです。
この変化が世間様がツンデレに求めているような感覚なんでしょうか!!
そんな感じでお互いに近づきつつ、変わりつつ、いい感じになっていく二人の雰囲気。
雫の方も色々ふっ切ったようで
素直に自分の焼きもちを認めたり
春の気持ちを気遣ったりして
なんだか非常にいい感じ。
もう、このまま終わっちゃうんじゃないの!?って話がまとまりかけて終わっちゃう方が心配になってたんですが……
ところがギッチョン!!
なんだか色々許容量オーバーしちゃったっぽい雫が突如の方針転換。
ダメッ!!そっちに達観しちゃったらダメだって!!
せっかくいい感じで回っていた人間関係にいきなりの暗雲。
少女漫画でこのパターンは非常に(・へ・)イクナイ!
負のスパイラルのスタートの気配がプンプンです。
なのに、なのにここで終わりだなんてあんまりだあっ!!
相変わらず見ていて飽きません。
なんだか今まで足りなかったメガネ成分も準レギュラーくらいで補完されそうな感じですし、個人的にはドンドン完成度が高くなってます。
やっぱりキャラクターが濃かったり、しっかりしてるとそれだけで面白いです。
その中でも「ろびこ」の作るキャラクターはどうも自分の嗜好に合っているらしく読み切りから含めて大きく外したキャラがいないんですよねー。
まあ、キャラだけじゃなくて話の見せ方も好みに合ってるんでしょうけど。
いやー、本当に3巻が楽しみです。半年後が待ち遠しい……。
- 作者: ろびこ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/06/12
- メディア: コミック
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