大漁
最近のジャケ買いは割と豊作!
ここしばらくは結構迷って買っちゃうパターンが多くてピンと来て購入即決ってのはなかなかなかったんですが
今回はほぼそんな感じで割と読んだ感じも満足いくものが多くて結構当たり週でした。
と言ってもその中には大分前に買ったものの40度超えた熱に魘されてたりして今日まで読めなかったなんてものも数冊ありますが。
放課後のカリスマ
『成城紅茶館の事情』や『プリティ・マニア』と言った輝かしい変態漫画の作者「スエカネクミコ」の最新作です(と言っても確か2週間くらい前に発売されたものですが)。
今まで自分はこの人が書いたものは前述の2作しか知らず
その2作は登場人物がほぼ変態で、その上乳だしたり尻出したりという下ネタ満載の変態系ギャグ漫画だったのですが
今回は芸風を変えたのかミステリー風味漂うの純粋な学園ファンタジーモノです。
物語は20XX年
世界中の偉人のクローンのみが通うセントクレイオ学園に、
唯一の非クローンとして在籍する主人公。
ナポレオンやフロイト、エリザベスにナイチンゲールと言った
超有名クローンの級友と共に過ごす不思議な学園での日々。
それは何の疑問も持たずに当り前のように流れていく日常で……。
と言った感じで展開していく物語なんですが
そのクローンの皆殺しを狙う組織の登場や
不自然な空気が漂う学園の中で暗躍する一部のクローン達
更にはこの学園の設立された目的etcetc色んな要素が絡み合って面白いです。
まあ、でも個人的な一番のポイントはなんかやけに三十路女っぽい雰囲気全開で一人だけスエカネクミコ臭全開っぽい「エリザベス2世」。
他のキャラも結構いい味出してるんですが、この子だけ突き抜けてテンション高いんですよね。
なので読んでて「ああ、スエカネクミコの漫画だなぁ」って思えて安心できるのが好印象ですねw
お話の方は1、2巻同時刊行と言うだけあって結構進んでおり、2巻の最後では核心に迫りそうな部分も見せていたので
あんまり引っ張られそうな長いお話は嫌だなーって方にも結構気軽に読めていいんじゃないかなと思います。
- 作者: スエカネクミコ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/05/29
- メディア: コミック
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- 作者: スエカネクミコ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/05/29
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いなかの
井ノ本リカ子の最新作。
自分が知る限り初めて見る巻数がナンバリングされたタイトルです。(と言ってもこれ以外は『モモタノハナ』くらいしか知りませんが)
絵柄的には好き嫌いが結構分かれそうなタイプの絵柄なんですが、個人的にはこのほんわりぽっちゃりした感じの絵柄が結構好きです。
作品の内容としては
個性豊かなタイプの違う4人の純情田舎娘が
のんびりとした雰囲気の中、思春期にありがちな悩みを抱えながら
恋に勉強に運動にと、力いっぱい青春する!!
と言った感じで読んでいるとかなりまったりした感じになれて
全体的にはかなり牧歌的というか純朴というか本当に「田舎〜」って感じの空気が流れてるんですが
イチイチアングルがやらしかったり、登場するキャラがやけにムチムチしていたりで
「俺が思春期なのか!?思春期的思考過ぎるのか!?」と苦悩してしまいそうになったりするシーンもあって困ります。
ちょっと「ほうっ」ってしたい時や心がささくれだったリする時に読んだりすると
田舎娘のマイナスイオン効果でリラックスできるかも!!
- 作者: 井ノ本リカ子
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2009/06/12
- メディア: コミック
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他にも何冊か良さ気なやつがあるんですが
そっちはまだ全部読んでないのでまた後ほど。
とりあえず、某大王の補習編はもう『よつばと』にしか見えませんでした。