友達ってね、気付いたらもうなってんの!

使い古された言い回しかもしれませんが、グッときました「君に届け」第二巻。
表紙を見て安心し、最初の展開を見てホッと胸を撫で下ろして、いきなり黒幕登場かと思いきや、なんというもどかしいすれ違い。
何が悪いっていいきれる要素もなく、みんながみんな悪くなくて足りないのは少しの言葉と行動だけで
でもその勇気がなくてどんどんどんどん不安が大きくなって余計に身動きが取れなくなっていく……青春です。すごい青春です。
 
久しぶりに漫画で泣いたような気がします。
最後の風早の「黒沼が頑張ってる」から最後までの流れはほんとーにヤバかったです。
期待通りの展開と勘違いしながらも一生懸命頑張ってる貞子の姿にもう涙腺崩壊。
吉田と矢野にモブとか言って本当に申し訳なかった。
こいつらサイコーです!!
 
で、なんでここまでハマったのかなーって自分なりに分析してみたんですが
多分矢野と吉田が本音で話してたまさにあの部分なのかなーって思いました。
"寂しさに慣れてる貞子がほっとけない。"
"色んなものに慣れて、感情が素直に表現できなくなった貞子が見せる笑顔が見れて嬉しい。"
不器用だけど一生懸命で前向きな貞子が少しずつ幸せになったり、前に踏み出したりする姿がとても魅力的で
そこに思わず、数年振りの大ハマりが発生する要因があったんじゃないかなあと思います。
 
とりあえず、続きも気になるけど2巻の最後はキリが良かったしとりあえず週末まで我慢しよう……一気に読むのも勿体ないし。
勧めてくださった茶さんにはほんと大感謝です!!