ブレイブストーリー

見て参りました!!


あの600P以上ある本の上下巻二巻分を
2時間前後の映画にまとめるということで
正直最初から期待していませんでした。
時間配分的にも某バトルロワイヤルのように
完全新解釈的な造りになってるんじゃないかなあと予測してまして
ブレイブストーリーっていう同じ名前の別物を見に行く気持ちでいったんですが


・・・正直微妙でした。


もし、見てない方がたまたま見ちゃうとアレなので
詳しくはお話しませんが
予想通り展開をものすっごい急いでたような気がします。
そのせいで説明不足、過程の表現不足という不具合が生じて
全体的に感情移入がし難い造りになっていたように思います。*1
原作のメインの登場人物を出したかったんでしょうが
正直話の焦点が原作と違うので*2
中途半端にオリジナルのエピソードを加えて
全員を登場させて話が散っちゃって薄っぺらくなってるなら
主軸となる部分だけ残してそれ以外はキャラと一緒に捨ててしまえば良かったのでは、と。
作画なんかのクオリティは悪くなかったので
このストーリー部分のスカスカ加減が特に気になりました。


こうなると「原作とは別物」とは言いましたが
脳内で補完できるだけの知識がないとワケがわからなさすぎる
という事態にも陥りかねないので
個人的には映画を見に行く前に一度原作を読んでみるのをお勧めします。
そういえば、最後の女神に願い事をするシーンは何故か
ネバーエンディングストーリー2」のラストを思い出しました。*3

*1:泣くとしたらどこで泣くかは見ていて想像できましたが

*2:原作での重要な設定とかも丸々抜けてるのでやっぱり別物というのが最適だと思います

*3:「貴女に愛を!!」