感想

とあるゲーム*1をやった友人の感想。


・うざい
・だるい
・ナルシスト
・PS並みのクオリティ
・もっさい
・わけがわからない


やっぱり一部の信者*2を除くと
こういう感想が一般的なようです。
まあ、そもそも確実に前作をやったユーザーのみをターゲットした造りなので
前作をやっていない友人の意見を聞いてはいけないのかもしれませんが。


ただ、やっぱりゲームとしてこのゲームは不適切なんじゃないかな、と。
世界観を表現するのには
「ゲームの中の世界の住人とそれを見ている(操っている)別世界のプレイヤー」
という構図は非常に便利なのかもしれませんが
基本テキスト(設定)メインですし
戦闘なんかのシステムはゲームとしてのおまけ要素(しかも中途半端な)
なんでこのゲームの本質的には必要ない部分のような気がします。


ゲームっていう媒体を選ぶ理由は確かに世界観的にも
演出とか表現とかの幅が増えているのはわかるんですが
ゲームという媒体を選んだ場合、
このゲームの現状の仕様はゲームソフトとして最適化されてないんじゃないかな、と。


手抜きっていうんでしょうか
制作が表現したい事はわかるし、やりたい事もわかる。
ユーザーが別の世界に対して色々なアクションを起こす事ができる
っていうのがこのゲームをゲームにした最大の理由なんでしょうけど
こちらがアクションを起こした際のリアクションが希薄すぎるんですよね
ゲームの中に世界を感じられないというか
こっちが3種類くらい質問しても全部ピントのぼけた1種類の答えで返したり
導入部分と実際のメインストーリーがかみ合ってなくてわけわからなかったり
要は「未完成品」なんだと。
まあ、実際にこの構想を完璧な形にするのであれば
ものすごいコストがかかりそうですが
結局こんなゲームとして不完全ともいえるような形になるのであれば
もっと別の表現方法を模索しても良かったんじゃないかな、と思います。

*1:わかる人にはわかると思うのでタイトル名はあえて明記しません

*2:かく言う私も前作はその一員でしたが