三千世界?

今日、「流血女神伝」という小説を購入してきました。
以前、書泉でメインの棚に並んでまして
なんとなく購入してしまったというものです。


で、最近になってようやく読み出したのですが
何か特別な流れやイベントがあるわけでもないのに
興味をひかれるといいますか
すらすら読めるので先が気になるといいますか
まあ、結構気に入ってしまったわけです。
そこで手元の2冊を読み終えた私は続きを買いに
わざわざ池袋のJUNKU堂まででかけたのですが
いわゆる小説の棚にこの小説が並んでいません。


むむむ、大体小説系はまとめられておりここになければ売り切れ状態。
ただ、念のため在庫状況を調べてきており
その情報によるとわずかながら在庫はあるとのこと。
これはいかに・・・。
と悩んでいる私の目にフロアの地図が。
そこには小説のコーナーの他に「女性向け小説」という文字。


その時私の脳裏にとある事がよぎりました。
主人公の状態
主人公を取り囲む環境
女性キャラはほとんど主人公だけで
周りのキャラはほとんど男性のしかも美形ばかり。


ひとつの答えを導き出した私は勇気を振り絞り
フロアの奥に設置された女性向けコーナーへ。


そこは異世界でした。
いや、否定してるんじゃないんです
なんていうかものすごい場違い感といいますか居たたまれない感じと言いますか
男性向けコーナーに入るよりこれはある意味恥ずかしい。*1
さながら一人で女性物下着売り場に迷い込んでしまったような気持ちでした。
あれなら男性向けコーナーのさらにマニア向けのコーナーでも行ったほうが気が楽ですね。
しかも結構お客さんがいるし。*2


しかし、小説の続きが気になる私は
顔を隠すようにしながらかすかに覚えていた作者の名前を探します。
すると案の定ありました。
マリア様がみてる」のすぐ側に。


ああ、やっぱりコバルト文庫。。。orz
蘇る懐かしきトラウマ達。*3

*1:いや、別に男性向けコーナー行くのは恥かしくないですけど。

*2:男性の服のボタンを外しにかかる男性が表紙の本を熱心に読んでいる男性客の姿が見えた気がしますがきっと幻でしょう。…幻ですよね?

*3:管理人は大学の留学時代、親に男性と男性が絡んであんな事やそんな事をしちゃう小説を送り付けられた事があります。