王道展開……Schatten
あー、うん。なんていうか本当にベタですね。
あれから少し話を進めたらいきなりどう考えても○○としか思えない○○○○○○○が登場したり
いきなりその○○に○○○○が○○されたり、その○○が実は○○○んじゃないかとか王道展開目白押し。
まあ、そういった王道展開は大好物なので問題ないんですけど、やっぱりその展開速度が気になる気になる。
いきなりヒロインが告白し出したり、急に第一部(前半部分)終了的な流れに持ち込んだり
ものすごい伏線がはられてそだった所の種あかしが「え?マジで?」って思うような説得力不足な話だったりと
話の間の取り方の出来てなさ具合とか話の練れてなさ具合とかがドンドン露呈して来てます。
個人的には展開はマブラヴと被る部分を感じるところはあっただけにちょっと残念。
重さが違うと言いますか、こっちの心を説得できるだけの材料がまだ揃ってないといいますか。
多分、自分が進めたところはちょうどマブラヴでいうところの第6、7章辺りだと思うんですけど
マブラヴではあった主人公の苦悩とか色んなものを見て感じて成長したと思った上で
突きつけられた現実、放り出してしまいたくなる事実へのステップっていうものがスコーンと抜けてるように感じられて
どーも薄っぺらいというか「そんなに立ち直り早くていいの?気持変わるの早くていいの?」って思っちゃうんですよね。
ゲーム自体の設定やらなにやらは面白さを感じるんですが
いかんせんどうにもこうにもドップリ浸かって身も心もあったかくなる前に
薄っぺらい部分のせいで現実に引き戻されてしまってノリ切れなかったり、疑問に思ったりする部分が多い気がします。
まあ、そうはいっても(良い意味でも悪い意味でも)続きが気になって連日一応プレイしているわけで
そう考えると最低でも値段分の元は取れるのかなーとまだ淡い期待を抱いてみたり。
と言っても、なんかもうトレーラーで出てきてた名シーンっぽいところは全部出尽くしてこのままED行きそうな勢いですが。
歌とかはそれなりに好きなノリだったんだけどなぁ……クスン。
Trample on "Schatten!!" SOUNDTRACK
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